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「残身」こそ日本の感性
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    3月15日の東京新聞に、わずか17歳の高校生の投書に大変心を奪われましたのでご紹介します。

    「先日、学校の音楽の授業で人間は「四拍子」に美を見いだす傾向があるという話を聞いた。クラシック音楽やクラシックバレエなどがいい例だろう。一説によると、人間の心臓が四つの部屋に別れているからだそうで、脈拍も実は四拍子なのだという。
    その中で先生が「俳句や短歌も四拍子なのよ」とおっしゃった。確かに「五七五七七」の語数に合わせて指揮を振ってみるとぴったりと合う。私は、日本の文化にも当てはまることに驚くと同時に、ここであることに疑問を持った。
    というのも、五の時にどうしても一つ足りないのだ。つまり、無音で拍を振る時間がある。だが、これがしっくりくる、無理のないリズムなのだ。この時、私はこの音のない、ほんの数秒こそ日本人が大切にしている「余韻」というものではないかと自分なりの答えを出した。
    剣道を習っていたころ「残身」と呼ばれる動作について厳しく言われたことを覚えている。技を決めた後、余韻を残すために数歩進むという残身は、剣道のみならず他の武道でも通用する言葉のようだ。これが、あれほど厳しい武道をどこか落ち着きのあるものにしているのではないだろうか。
    音のないことに美を見いだす「四拍子」という対象は同じであっても、やはりどこか西洋の国とは少し異なるかもしれない。
    残業などが問題視されている今だからこそもう一度、人間が本質的に求める四拍子、そして日本人の求める余韻を取り戻すべきなのではないか。」
    posted by: hadojuku | - | 07:22 | comments(0) | - | - | - |